全国唯一の飛び地の村、和歌山県北山村の特産品である”じゃばら”。
奥深い山間だからこそ、”じゃばら”の原木が他の柑橘種と交配することなく残っていました。世界でもここにしか自生していなかった「香酸かんきつ」が”じゃばら”です。ゆずやすだちの仲間です。この”じゃばら”に多く含まれるナリルチンという成分が、現代人である我々が体感している様々な不快な症状の抑制に効果を発揮するとして近年注目を集めています。
平成15年9月12日、東京農業大学で開かれた日本食品化学工学会第50回大会では、和歌山県工業技術センターが、”じゃばら”のもつ機能を発表しました。さらに平成17年には、岐阜大学医学部が、月刊「臨床免疫・アレルギー科 第50巻 第3号」(2008・9月)で、”じゃばら”の果実、特に果皮に有用な成分が含まれていることを発表しました。
”じゃばら”は、単なる噂ではなく、その効果は科学的な根拠で裏づけがなされています。
詳しくは、北山村のホームページをご覧ください。
北山村発行の春先新聞はこちら。
北山村の村営のじゃばら村センターでは、現在”じゃばら”を用いた商品を多数販売されていますが、そのほとんどが”じゃばら”の果実を搾った果汁によるものとなっており、果皮などの搾りかすは廃棄していました。しかし、
和歌山県果樹試験場の調査によると、この果皮には、I型アレルギー(花粉症・アトピー性皮膚炎、気管支喘息等)の症状を改善する効果が認められている成分であるナリルチンが、果汁の約6倍含まれているとのこと。 当社では、このことに注目し、低温減圧乾留法(特許出願中)という技術を用いて、果皮からの有効成分ナリルチンを熱による損傷のない状態で粉末として得るところまで成功し様々な商品への応用を試みています。
植物原料を低温、減圧で乾留し、蒸留エキスと乾燥粉末を得ます。得られた蒸留エキスは主として香り成分(精油成分)を含んだ水溶液です。乾燥粉末は、抽出工程がありませんので全成分を含んでいます。
また、低温での乾燥のため機能性成分の分解もなく、焦げ臭もありません。
ミカン、ユズ、スダチなどのジュースを搾った果皮、ショウガの切りくずなどのリサイクル可能な有用な原料から蒸留エキスと乾燥粉末を得ることが出来ます。(廃棄物の再資源化)
低温減圧乾留製法のメリット
抽出工程で生ずる成分のロスが生じない
低温乾燥のため機能性成分の分解、焦げ臭がない。
植物を搾った果皮、切りくずなどの有用な原料の有効活用。
ルックでは、”じゃばら”を活用した、様々なOEM製品の商品化が可能です。
現在、商品化されたじゃばら製品です。どの商品もサイズ・デザイン等 ご要望に応じてOEM生産いたします。 |
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じゃばらスムージー | じゃばらの湯(入浴剤) | |
”じゃばら”果皮パウダーをはじめ11種類のビタミン、緑茶カテキン、14種類の濃縮野菜、満腹成分、201種の酵素、ローズヒップを含んだスムージーです。ナリルチン効果として春先対策・鼻先対策にまたダイエット対策としても人気です。 | ナリルチンを多く含んだ”じゃばら”の果皮を粉末化。さらに、じゃばらアロマ(じゃばらの果皮から抽出したエッセンシャルオイル)、ミネラル塩、炭酸とこだわりの原料からできています。(北山村限定) |
弊社商品の取り扱いにご興味がございましたら、下記よりご連絡お願いいたします。パッケージ変更や用途に合わせて更にアレンジしたOEM商品の製造も可能です。どうぞ、お気軽にご相談ください。